江戸時代中期(1690〜1730年代)

径約 14.5×14.2cm 高約 5cm

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金襴手の向付です。

器形を木瓜形にし、
周縁部を四つに区分けして
鮮やかな龍と鳳凰の文様を描いた
絢爛な作品です。裏面にも赤絵を基調として
菱文様、花唐草文様を丁寧に描きます。
描き込みや高台の作りなど、
質の良い上手のものです。

4客は無傷、
1客のみ、縁に1箇所1cmほどの
目立たないニュウがあります。
補修はありません。
どれも見込部分には経年なりの
擦れがあります。

大明萬暦年製銘。
柴田コレクション総目録第2678番に
類品の小鉢の所載があります。

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